こんにちは、個別指導ネクスタ 大分明野校の野村です。
まだ5月ですが、もう梅雨入りしましたね。
観測開始以来、2番目に早い梅雨入りということです。
さて、今日は英語の4技能『聞く』『話す』『読む』に効果が出やすい
シャドーイングについてです。
まず、シャドーイングとは何か、知っていますか?
シャドーイングは、shadow(影)からきているのですが
英文の影のようになる練習方法です。
学校でなかなか時間がとれずに、練習をする機会がないかもしれませんが
シャドーイングは、通訳者が『同時通訳をする練習』で行うくらい
英語のリスニング、聞き取り能力を上げるのに必要です。
では、シャドーイングはどうやってするのでしょうか?
シャドーイングをする手順
①放送原稿をみれば8割くらい理解できる内容のCDを用意する。
教科書の内容であれば、学校で訳し方などを学習しているはずなので
完璧とはいかずとも、8割くらいは理解できているはずです。
NEXTA明野校、NEXTA大在校では
英語の勉強をする際に『教科書ガイド』を使用するようにすすめているのですが
シャドーイングをする際にも、ぜひ利用して欲しい教材です。
『教科書ガイド』は、本文や例文を音読してくれるのでシャドーイングに最適です。
小学生のシャドーイングは、英検のリスニングを使ってみてください。
②分からない文法・単語を調べる。
放送内容が分からないものを一生懸命シャドーイングをしても
あまり効果はありません。
しっかりと内容を理解し、シャドーイングをする土台を固めましょう。
③放送原稿をみながら音源を聞く
アクセント、発音、音と音・文と文の切れ目を理解するために
目で追っていきましょう。
英語の文の特徴を理解すると、かなり聞き取りやすくなります。
④放送原稿をみながら、1単語分ほど遅らせて音読する。
発音を確認しながら、スピードに慣れていきましょう
⑤放送原稿をみながら、音源に重ねて音読する。
自分の発音が違うと、音源と違って聞こえます。
発音を確認しなおして、完璧になるまで練習しましょう
⑥放送原稿をみずに、1単語分ほど遅らせて読んでみる。
⑦放送原稿をみずに、音源に重ねて読む。
できれば、入試によくでる表現などを身につけてもらいたいので
勉強関連のシャドーイングを勧めたいのですが
息抜きなどに、英語の好きな映画やドラマなどでシャドーイングも
してみましょう!