英語の長文を読むスピードが一気に上がるコツ!③

こんにちは、個別指導ネクスタ大分 明野校の野村です!

ネクスタ明野校、ネクスタ大在校は10月から

通常通りの対面授業に戻しています。

今までatama+を用いてリモート授業をしていた生徒さんも数十名いましたが

atama+でのテスト範囲の勉強もかなり頑張ってくれていました!

テストまでは対面で、弱点を埋めていきましょう!

 

 

またネクスタ明野校、ネクスタ大在校ともにテスト前ということで

3日に自習室を開放していましたが

10日も自習室を開放します!

大東中学校、大在中学校のみなさん

テスト前に自分の実力試しに過去問を解きに来てみませんか?

ネクスタ明野校は10日も9:00~17:00

自習室を開放します!

テストが終わった学校の生徒さんももちろん

自習にきて中間テストのやり直し、質問オッケーです!

 

 

 

 

 

さて、今日も英語の長文読解のスピードを上げるコツについてお話します。

まず、今日までのおさらいから…

コツ①『先に設問に目を通す』

コツ②『スラッシュリーディングをする』

でしたね。

では、コツの3つめについてお話します。

 

コツ③代名詞を明確にしておく

英語は、文の前に出てきたことを繰り返し使うことを好みません。

その結果、長文を読んでいるとかなり多くの『代名詞』が出てくることに

気づくと思います。

国語でもそうですが…

「このことが~に繋がってきます。」という文があったとしましょう。

この時、「このこと」の指す内容が分かっていなければ

いくら読み進めても文章のつながりや、その文が伝えたいことなどを理解できない

話の流れがわからなくなる

といった事態が起きてしまします。

なので、代名詞が出てきたら何を指しているのか必ずおさえる

という作業をしてください。

代名詞には

①人称代名詞

he,his,him(彼)

she,her(彼女)

they,their,them(かれら、彼女ら)

we,our,us(わたしたち)

 

②指示代名詞

this(これ)

that(あれ)

it,its(それ)

these(これら)

those(あれら)

they,their,them(それら)

などがあります。

長文読解中に上記の単語が出てきたときは

何を指しているのかを意識して読んでみてくださいね。

ちなみに、代名詞も単数の代名詞、複数の代名詞で使い分けられているので

設問で代名詞が指している内容を聞かれた時には

単数の代名詞⇒答えは単数のもの

複数の代名詞⇒答えは複数のもの

となっているはずです。

自分の答えの形が合っているかを確認するヒントにもなるので

単数か複数かまで意識して勉強してくださいね。

英語の長文を読むスピードが一気に上がるコツ!②

こんにちは、個別指導ネクスタ大分明野校の野村です。

早いもので、2021年も残り3カ月となりました。

大分県公立高校入試まで残り6カ月です…!

そこで、ネクスタ明野校とネクスタ大在校では

入試レベルの問題に慣れてもらうテスト講座

基礎基本をしっかり固めて、各教科の点数アップを図った基礎講座

を10/2からスタートさせています!

どちらのコースの生徒も制限時間内

全力で取り組んでくれました!

まずは、10/17にある大分県合同模試を目標に

残り2週間の追い込みをかけていきましょう!

 

 

 

 

 

 

さて、今日の本題に入っていきます!

英語の長文読解のスピードを上げるコツ①は、『先に設問に目を通す』でしたね。

では、コツ②を紹介します!

 

 

 

コツ② スラッシュリーディングをする

『スラッシュリーディング』という言葉を初めて聞いた人も多いのではないでしょうか?

まず、『スラッシュリーディング』の仕方について。

 

 

 

1文が長いものを丁寧に訳していった結果、訳がよくわからなくなった、という経験をしたことがある人も

いるのではないでしょうか?

そんなときに使うのが『スラッシュリーディング』です。

スラッシュ(/)を文の中に自分で引いていくことで

文を分割して小さな文のまとまりを作ることができます。

 

では、どうやってスラッシュ(/)を入れていけばいいのでしょうか?

スラッシュを入れるタイミングとしては

①接続詞(and,so,because,thatなど)の前

②前置詞(in,at,onなど)の前

③コンマの前

です。

 

例文

Hokkaido has some famous chocolate makers / and the factory is one of them.

北海道は有名なチョコレートメーカーをもっている / そしてその工場はそれらのうちの1つ

 

 

The town has a big park / and we visited it this morning.

その街には公園がある / そして私たちは今朝それを訪れた

 

 

スラッシュリーディングでスラッシュを入れる場所に正解などはありません。

自分が訳すときに、訳しやすくなるところにスラッシュを入れて読んでいけばOKです。

なれるまではスラッシュを入れるのが面倒に感じたり

読みやすさを感じにくかったりするかもしれませんが

入試レベルの文の長さになると、かなり役立ちます!

中3生に限らす、英語の長文読解をしている生徒さんには是非、身につけてもらいたいスキルです。

頑張ってチャレンジしてみてくださいね!

英文法は分かるのに長文が読めない…。なんで?

こんにちは、個別指導ネクスタ大分 明野校の野村です。

大分県では、来週から通常通りの登校が再開されることになりました。

ネクスタ明野校、ネクスタ大在校では9月一杯は演習を各自でしてもらう形を続けていきます。

自己採点となっていますが、分からない問題は授業前に質問できるよう

しっかり家庭で演習をしてきてくださいね。

 

 

 

 

 

さて、今日は英語の長文の読むコツを紹介します!

まず、中学生の皆さんは大分県高校入試の過去問を見たことはありますか?

ネクスタの各教室に大分県高校入試の過去問を置いてあります。

少しでも良いので目を通してみてください。あることに気がつくと思います。

中3生でも知らない人がチラホラといますが…

高校入試で文法の一問一答は出ていません!!

例)「英語は〇〇先生によって教えられます」English (  ) (    )by Ms.〇〇.

これを知らずに実力テストや模試を解いてビックリする生徒さんが

意外に多いのです…汗

でも、文法問題が1つも出てないのかといわれると

そういう訳ではありません。

長文読解中に含まれる整序問題(並び替え)は、文法問題です。

ただ、圧倒的に直接、文法事項を問われている問題は少ないです。

なので今日は、文法はできるのに長文読解では点数が取れない…!

と言っている生徒さん向けのお話をしようと思います。

 

 

 

まず、『長文読解』と聞いて、どんな印象を受けますか?

きっと、『読解』という言葉が引っかかると思います。

読解とは…文章を読んでその意味を理解すること。文章の意味を読みとること。

という意味です。

(私は国語が苦手だから…)と思った人が居るのではないでしょうか?

ですが、英語の長文読解というのは日本語記述問題と英問英答問題、正誤問題がほとんどで

文さえ読めていれば、筆者の考えを記述する問題は少ないのです。

ではまず、何から始めていけば良いでしょう…?

 

 

①頻出単語を覚える。

意外なのが、文法はある程度理解していても

頻出単語を覚えていない生徒が多いということです。

受け身(受動態)は「be動詞+過去分詞」と覚えていても

じゃあ、「is visited」は何て訳すの?と言われると止まってしまったりします。

せっかく文法のルールを覚えているのに、正しい回答を書けないのは

かな~~り勿体ないです。

英文を読んでいると何が頻出単語なのか見えてくると思います。

良く出てくる単語の意味を知らないままにしておくのではなく、積極的に意味を調べて

単語力をつけていきましょう。

もちろん、動詞などは原形だけではなく、過去形・過去分詞形まで覚えることも重要です。

また、単語を覚えるということに関しては、英語が苦手な生徒さんにもかなり重要なことです。

単語が分かれば、文法が分からなくても意外に長文読解が解けるものです。

英単語を覚えるのは、実際かなり大変ですが、英語の点数アップの近道です!

毎日5単語ずつでも良いので覚えていく努力をしてみてください。

 

 

ちなみに…!!!

10月から始まる中3生を対象とした入試対策講座である「基礎講座」では

単語の暗記や英作文の定型文の暗記を入れていきます。

自分で時間を取るのが苦手な生徒さんも覚えられるチャンスです!

ぜひ、参加してみてください!

 

 

次回、②解き方のコツを覚える をお話しようと思います!

 

2021 大分県立高校入試 平均点

こんにちは、個別指導ネクスタ 大分大在校の上石です!

 

久々の投稿となります。

これまで、中3生(現高1生)の受験対策、3月・4月に多くの新規のお問い合わせを頂きましたので、その対応。

そして、春期講習に専念、力を注いでいました。

また投稿を復活していきますので、ご一読よろしくお願いいたします。

 

 

 

さて、2021年の大分県公立高校入試の平均点が県教育委員会より発表されました。

以下は、過去4年間を含めた今年度の平均点です。

今年度の平均点からわかることは3点。

1.過去5年間で最も取り組みやすかった

2.数学・理科・社会でしっかり得点できた生徒は合格に

3.英語は難化

 

そして、今後の対策としては、

1.基礎・基本の徹底!定期テストの勉強を中1から手を抜かない!

2.理科・社会を侮るなかれ!ここが合否を分ける!

 

本日はここまでとしますが、具体的な対策方法は別の機会に。

1学期期末テストまで約1か月。

高校入試は、この一つ一つのテストの取り組み方で決まります。

シャドーイングってなに?

こんにちは、個別指導ネクスタ 大分明野校の野村です。

まだ5月ですが、もう梅雨入りしましたね。

観測開始以来、2番目に早い梅雨入りということです。

 

 

 

 

 

 

さて、今日は英語の4技能『聞く』『話す』『読む』に効果が出やすい

シャドーイングについてです。

 

 

まず、シャドーイングとは何か、知っていますか?

シャドーイングは、shadow(影)からきているのですが

英文の影のようになる練習方法です。

学校でなかなか時間がとれずに、練習をする機会がないかもしれませんが

シャドーイングは、通訳者が『同時通訳をする練習』で行うくらい

英語のリスニング、聞き取り能力を上げるのに必要です。

 

 

 

では、シャドーイングはどうやってするのでしょうか?

 

 

シャドーイングをする手順

①放送原稿をみれば8割くらい理解できる内容のCDを用意する。

教科書の内容であれば、学校で訳し方などを学習しているはずなので

完璧とはいかずとも、8割くらいは理解できているはずです。

NEXTA明野校、NEXTA大在校では

英語の勉強をする際に『教科書ガイド』を使用するようにすすめているのですが

シャドーイングをする際にも、ぜひ利用して欲しい教材です。

『教科書ガイド』は、本文や例文を音読してくれるのでシャドーイングに最適です。

小学生のシャドーイングは、英検のリスニングを使ってみてください。

 

②分からない文法・単語を調べる

放送内容が分からないものを一生懸命シャドーイングをしても

あまり効果はありません。

しっかりと内容を理解し、シャドーイングをする土台を固めましょう。

 

③放送原稿をみながら音源を聞く

アクセント、発音、音と音・文と文の切れ目を理解するために

目で追っていきましょう。

英語の文の特徴を理解すると、かなり聞き取りやすくなります。

 

④放送原稿をみながら、1単語分ほど遅らせて音読する。

発音を確認しながら、スピードに慣れていきましょう

 

⑤放送原稿をみながら、音源に重ねて音読する。

自分の発音が違うと、音源と違って聞こえます。

発音を確認しなおして、完璧になるまで練習しましょう

 

⑥放送原稿をみずに、1単語分ほど遅らせて読んでみる。

⑦放送原稿をみずに、音源に重ねて読む。

 

 

できれば、入試によくでる表現などを身につけてもらいたいので

勉強関連のシャドーイングを勧めたいのですが

息抜きなどに、英語の好きな映画やドラマなどでシャドーイングも

してみましょう!

 

 

 

英語の4技能はどうやって上げるの?~リスニング編③~

こんにちは、個別指導ネクスタ 大分明野校の野村です。

昨日から、東京オリンピックの聖火リレーが始まりました。

 

せっかくなので、少しオリンピックについてもお話します。

この5つの輪は、

アジア、ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニア、アフリカ

の地理で習う5大陸を意味しています。

また、world(世界)を意味する単語の頭文字の『W』の形になるよう

デザインされているそうです。

オリンピックがどうなるか分かりませんが、無事に開催されたときには

頑張って欲しいですね。

 

 

 

 

 

 

今日は、英語の4技能のリスニング編最後です!

STEP.2リスニング原稿を見れば理解できる

パターン②英語の語順になれていない

パターン③リスニングのスピードについていっていない

についてお話していきます。

実はこの2つ、大きく関係しています。

 

 

パターン②英語の語順になれていない

例えば、She will visit her in February.

リスニング原稿を見れば訳せる、という人は、恐らくこれも訳せるでしょう。

英文は、『主語を訳したら、後ろから訳していけばいい』というルールを知っているからだと思います。

ですが、リスニングで流れてくるのは文の頭から。

1文1文じっくり聞き取る ⇒ 思い出しながら全訳していく

こんな流れでしていると、全訳しようとしている途中で次の英文が流れてきます。

これが、

パターン③リスニングのスピードについていっていない

に繋がっています。

最初の1文は訳せたとしても、英文はどんどん流れてくるので

和訳が追いつけなくなってしまい、結果としてリスニングのスピードについていけなくなっています。

 

 

 

これを解決するにはどうすれば良いでしょうか?

 

 

 

まず、私たちは日本語を話していますが

普段話しているときに、『この単語の意味は…?』『どういう文法構造になってるんだろう?』などと考えながら会話をしていないと思います。

リスニングを得意になるためには、『英語を英語のまま理解する』ことが大切です。

『英語を英語のまま理解する』とは、繰り返し読まず、前から読めば、そのまま日本語を読んでいるかのように読める、そんな感覚です。

 

 

これを実現するためには、例文の暗唱、教科書の音読、シャドーイングを

1日5分からで良いので始めてみましょう。

 

 

 

次回は、シャドーイングの仕方についてお話します!

英語の4技能はどうやって上げるの?~リスニング編②~

こんにちは、個別指導ネクスタ 大分明野校の野村です。

新学期が始まって1週間と少し経ちました。

来週からは、学校で本格的に授業が始まっていくと思います。

まだまだ先に感じる定期テストですが、しっかり得点を取るためにも

日頃からコツコツ頑張っていきましょう!

 

 

 

 

 

 

さて、今週も引き続き『リスニングの勉強の仕方』についてです。

明野中学校・大東中学校では、春休み明けに実力テストがありましたが

『リスニング、なんて言ってるか分かんない!』と言っている声を耳にしました。

そんな生徒さんは、是非、この記事と合わせて

『英語の4技能はどうやって上げるの?~リスニング編①~』

も読んでみてください。

では、STEP.2リスニング原稿を見れば理解できるです。

 

 

STEP2.リスニング原稿をみれば理解できる

STEP1と比べ、リスニング原稿をみれば理解できる生徒さんは

文法はある程度理解しているということです。

でも、リスニングは聞き取れない…

そんな生徒さんは3つのパターンに分類することができます。

パターン①英語の発音になれていない

パターン②英語の語順になれていない

パターン③リスニングのスピードについていっていない

の3つです。

そのうち今日は、パターン①を紹介します。

 

 

パターン① 英語の発音に慣れていない

まず、英単語の発音、アクセントを正確に覚えていますか?

では、下の単語を発音してみてください。

said (言った)

なんと発音しましたか?

英語が比較的得意な生徒に出題してみても、意外に正しく発音できない単語です。

正解は、カタカナ英語で表記ですが、『セッド』と読みます。

これを『セイド』と誤って覚えている生徒が多いんです。

自分が間違えて発音を覚えていると、リスニングでsaidを読んでいても

『自分が知らない単語を読まれた…!』と思ってしまいます。

英単語を覚えるときは

・発音を正確に覚える

・アクセントを正確に覚える

ことを意識しましょう。

 

 

また、英語では単語と単語を繋げて読むということが多々あります。

an apple (1つのリンゴ)

これをカタカナ英語で表記すると『アナーポー』のような発音になります。

リスニングで出てくる文は、だいたい同じなので

短縮された発音には慣れるしかありません。

リスニング原稿を見ながら、何度も何度も音源を聞いてみましょう。

 

 

 

次回はパート②、パート③についてお話します。

リスニングが苦手な人は、是非読んでください!

 

英語の4技能はどうやって上げるの?~リスニング編①~

こんにちは、個別指導ネクスタ 大分明野校の野村です。

春休みが明け、ついに新学期が始まりましたね。

1年生のみなさん、入学おめでとうございます!

ネクスタ明野校、ネクスタ大在校ともに

8日から通常授業が再開され、スタートダッシュをするためにも

学校の先取りをどんどん進めています。

新学期も頑張っていきましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

さて、久しぶりになりますが

英語の4技能についてのお話をします。

今日は『リスニング』についてです。

2020年度の大分県公立高校入試では、英語の傾向が変わり、難しいと感じた受験生も多かったとおもいます。

さらに、リスニングのスピードも上がったようでした。

 

 

 

 

リスニングをする機会は、テストや模試の時以外にあまりないので

苦手意識がある生徒さんがかなり多いのは事実です。

では、自分が何故、リスニングが苦手なのかを理解した上で

リスニングを勉強していきましょう。

今日はまず、リスニング原稿を見ても分からないパターンの紹介をします。

 

 

 

 

 

みなさんは、リスニングの原稿を見たことがありますか?

模試の解答や入試問題にリスニング原稿がついているのですが

リスニング原稿を見ても理解できなのであれば

音声を聞いても理解できませんよね。

ではまず、原稿を見ても分からない場合はどうすれば良いのでしょうか?

 

 

STEP1.リスニング原稿を見ても理解できない

英文法を理解できていないので、まずは英文法をおさえなおしましょう。

英語が苦手な生徒さんは、中1の最初で引っかかっていることが多いです。

be動詞、一般動詞、三人称単数など…

ここでつまずいて、苦手意識を持ってしまっている生徒さんは

急に、今の学年の勉強にうつるのではなく

英語の基本を学んでいる中1内容に思い切って戻ってみてください。

基本ができると、意外に簡単に思えたりします。

基本ができるようになったら、次のステップに進んでみましょう。

 

 

次回、STEP2.リスニング原稿をみれば理解できる についてお話します。

 

おしらせ

4月から、明野校は月曜日も開校することになりました。

月曜日~土曜日 22:00まで

開いているので自習にも来てくださいね

英語の4技能はどうやって上げるの?

こんにちは、個別指導ネクスタ 大分明野校の野村です。

中3生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!!

また、大分県公立高校入試が週明けに迫ってきました!

みなさんの春は、もうすぐです!

残りの数日、悔いの残らないように、体調を整えながら最後まで頑張りましょう!

 

 

 

 

 

 

今日、お話ししようと思うのは『英語の4技能』についてです。

今回の指導要領の改訂で変わることで話してきた

英語の4技能の重要性ですが

では、その4技能を上げるためにはどうしたらいいのか?と疑問に持たれた方も

いるのではないでしょうか。

今回からは、このことについて紹介していきます。

 

 

 

母国語の4技能の学習順番は?

まず、母国語(日本では日本語)の4技能の習得順番は分かりますか?

弟や妹がいたり、身近に赤ちゃんがいたりすると分かりやすいと思うのですが

母国語の自然な習得順番は、

『聞く』⇒『話す』⇒『読む』⇒『書く』

です。

 

 

 

 

では、第二言語の学習順番はどうでしょうか?

 

 

 

 

英語は『聞く』『読む』から身につけよう

日本人にとって英語は、第二言語(≒外国語)であることが多いです。

そのため、小学校~高校までは多くの人が英語を勉強していますが

第二言語の4技能の習得順番は、母国語と同じでしょうか?

 

 

 

実は、『聞く』『読む』から習得したほうがいいと言われています。

 

 

 

 

実際、英単語勉強をしているときなどに

単語を正しく発音できないのに、単語の意味やスペルを覚えようとし

苦労している生徒もいます。

上手く英単語を覚えられない…と思っている生徒さんに限って

発音をおろそかにしていたりします。

まずは、正しく発音できるようにする。

次に、単語の意味と正しいスペルをかけるようにする。

この流れの徹底をしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は、リスニングの勉強法についてです!

 

目指すのは『使える英語』~小学校英語~

こんにちは。個別指導ネクスタ 大分明野校の野村です。

面談ウィークが終了しました。

中3生は大分県公立高校入試まで残り1カ月を切り

中1、中2生は学年末テストが控えています。

悔いが残らないように、本番で1点でも多く点を取れるように

勉強に全力投球しましょう!

 

 

 

 

さて、今回も新学習指導要領の英語について。

今回の改訂で目指しているのは、タイトルにもある通り『使える英語』です。

なぜ今、『使える英語』を目指しているのかというと

急速に進むグローバル化により、業種や職業を問わず、たとえ海外に行かなくても、事実上の国際共通語である英語を、コミュニケーションの道具として使いこなす必要がある社会状況となっているからです。

 

英語を苦手とする生徒が

『海外に行かないから英語を勉強する必要がない』

とよく口にします。

しかし、このような生徒も今後は英語から目を背けられなくなってくるのも事実です。

 

 

 

 

今回の英語教育改革では、小学校、中学校・高校、大学入試の3つに分けて進行しています。

今回はこのうちの、小学校英語について。

 

小学校英語で変わる主な内容

①小5・小6で外国語活動(年間35単位時間)⇒小3・小4で外国語活動(年間35単位時間)

②英語は評価しない⇒小5・6で英語が教科化され、評価もつく(年間70単位時間)

③小学校で暗記しなければならない単語量が、0⇒600~700単語

小学校英語と中学校英語の違い

◎小学校英語◎

英語を『文法』としては学ばない

実際のコミュニケーションにおいて活用できる基礎的な表現を

明確な場面設定のもとで学ぶ。

 

◎中学校英語◎

小学校英語と違い、英語を始めて『文法』として学び

小学校英語で学んだ表現を中学校英語で復習する。

 

 

 

 

 

違いだけをみると、『え?同じところを2回するなら、簡単になるんじゃない?』

と思われた方もいるかと思いますが…

 

 

ここで問題になるのが『単語量』。

中学校で行う、小学校で学んだ単語(600~700単語)・表現(文法)についての復習にプラスで

中1で新たに学ぶ単語暗記しなければなりません。

新学習指導要領での中1で扱う単語数は約1,000語です。

もし小学校英語の定着ができていないと

1年間で約1,000語を全て暗記しなければなりません。

したがって、変わる内容の③にあるように小学校で学ぶ600~700単語を

小学生のうちに定着させる必要があるといえます。

 

 

 

 

小学生のお子さんの英語力・単語力は大丈夫ですか?

個別指導ネクスタ 明野校・大在校で

一緒に中学校英語に向けた勉強、英検合格を頑張りませんか?

 

 

 

次回は、中学校英語編です!