目指すのは『使える英語』~小学校英語~

こんにちは。個別指導ネクスタ 大分明野校の野村です。

面談ウィークが終了しました。

中3生は大分県公立高校入試まで残り1カ月を切り

中1、中2生は学年末テストが控えています。

悔いが残らないように、本番で1点でも多く点を取れるように

勉強に全力投球しましょう!

 

 

 

 

さて、今回も新学習指導要領の英語について。

今回の改訂で目指しているのは、タイトルにもある通り『使える英語』です。

なぜ今、『使える英語』を目指しているのかというと

急速に進むグローバル化により、業種や職業を問わず、たとえ海外に行かなくても、事実上の国際共通語である英語を、コミュニケーションの道具として使いこなす必要がある社会状況となっているからです。

 

英語を苦手とする生徒が

『海外に行かないから英語を勉強する必要がない』

とよく口にします。

しかし、このような生徒も今後は英語から目を背けられなくなってくるのも事実です。

 

 

 

 

今回の英語教育改革では、小学校、中学校・高校、大学入試の3つに分けて進行しています。

今回はこのうちの、小学校英語について。

 

小学校英語で変わる主な内容

①小5・小6で外国語活動(年間35単位時間)⇒小3・小4で外国語活動(年間35単位時間)

②英語は評価しない⇒小5・6で英語が教科化され、評価もつく(年間70単位時間)

③小学校で暗記しなければならない単語量が、0⇒600~700単語

小学校英語と中学校英語の違い

◎小学校英語◎

英語を『文法』としては学ばない

実際のコミュニケーションにおいて活用できる基礎的な表現を

明確な場面設定のもとで学ぶ。

 

◎中学校英語◎

小学校英語と違い、英語を始めて『文法』として学び

小学校英語で学んだ表現を中学校英語で復習する。

 

 

 

 

 

違いだけをみると、『え?同じところを2回するなら、簡単になるんじゃない?』

と思われた方もいるかと思いますが…

 

 

ここで問題になるのが『単語量』。

中学校で行う、小学校で学んだ単語(600~700単語)・表現(文法)についての復習にプラスで

中1で新たに学ぶ単語暗記しなければなりません。

新学習指導要領での中1で扱う単語数は約1,000語です。

もし小学校英語の定着ができていないと

1年間で約1,000語を全て暗記しなければなりません。

したがって、変わる内容の③にあるように小学校で学ぶ600~700単語を

小学生のうちに定着させる必要があるといえます。

 

 

 

 

小学生のお子さんの英語力・単語力は大丈夫ですか?

個別指導ネクスタ 明野校・大在校で

一緒に中学校英語に向けた勉強、英検合格を頑張りませんか?

 

 

 

次回は、中学校英語編です!