仲秋の名月?中秋の名月?知ると面白い詩の話

こんにちは、個別指導ネクスタ明野校の野村です。

 

 

「月々に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月」

 

みなさんは、この詩を聞いたことがあるでしょうか?

この詩は誰によって読まれたのか分かっていませんが、日本の季節を上手く表現していて

とても素敵な詩だと思います。

この詩は「毎月のように月を見る月はあるが、名月を見ると言えばこの月の月ですね。」

という意味です。

何故この話をしているかというと、一昨日は「中秋の名月」の日でした。

実は、この詩に入っている「この月の月」というのは、一昨日の夜に見られた「中秋の名月」のことです。

 

 

ところで「ちゅうしゅう」には、「仲秋」と「中秋」の2つがありますが違いを知っていますか?

「仲秋」というのは、「初秋(旧暦7月)」と「晩秋(旧暦9月)」の真ん中の月、8月を指していて

「中秋」というのは、旧暦上の秋のど真ん中の日のことです。

ですから十五夜の月だけを指すためには、この「中秋」を使わなければならないことが分かります。

 

ではなぜ、8月15日が「十五夜」のはずなのに一昨日の10/1が「十五夜」だったかというと

先程も少し触れましたが、旧暦では

春:1~3月

夏:4~6月

秋:7~9月

冬:10~12月

となっていました。こう見ると、今の季節と2ヶ月ほどずれがあったことが分かります。

そのため、旧暦では8/15だった「十五夜」は、新暦だと10/1になってもおかしくありません。

 

 

ちなみに、「十五夜」は毎年変わります。

「十五夜」というのは、9/7~10/8の間の満月の日と決められているためです。

 

 

2学期中間テストに向けた勉強、入試のための勉強と大変ですが

涼しく澄んだ秋の空気を感じるために外にでてみるのもいいですよ。

 

 

 

 


お知らせ】

2学期中間テストまで、大東中学校は残り3日明野中学校は残り4日城東中学校は残り5日となっています!

ネクスタ明野校は、本日は13:30~22:00明日は9:00~17:00まで自習室を開放しています。

今日も授業でテスト対策を進める生徒、自習室でテスト勉強を進める生徒が来てくれています。

残り数日、追い込みをかけましょう!!