個別指導NEXTAは、
あえて宿題を出さないことで成績を上げる
という方針でコース設計をしています。
アルバイトの時代も含めると20年以上生徒を見てきたうえでの結論。
勉強が苦手な生徒に宿題を出しても意味がない!!
こんにちは、
個別指導NEXTA大分明野校 の三縄です。
◆宿題の目的は何?
宿題の目的は大きく2つに分けられます。
1.学習習慣を身に着ける
2.学習した内容を定着させ、学力をつける。
学年が低いほど「学習習慣」の比率が高く、
学年が上がるにつれて「学力」の比率が高くなります。
学校と塾でもその比率は違います。
学校から出される宿題には「学習習慣」の側面が多分に含まれています。
では塾の宿題はどうでしょうか?
塾の宿題は学力をつけることに特化しています。
学校の宿題とは少し意味合いが違うのです。
◆学校の宿題の意味
学校の宿題には学習習慣を身に着けるという側面もあり、
その提出状況は内申点にも響きます。
だから、まずは絶対に宿題を忘れない、
決められた量をこなすことが求められます。
勉強が苦手な生徒も得意な生徒も同じ難易度、同じ量の宿題が出されます。
勉強が得意な生徒ですら、学校の宿題が終わらなくて
夜遅くまで「宿題」をやっているという声が聞こえてきます。
当然、勉強が苦手な生徒ほど時間がかかります。
そうなってくると、答えを写す、雑に大きな字でノートを埋める。
といった行動に出るしかない。
宿題はいつしか、勉強から作業へと変わります。
◆塾の宿題の意味
塾の宿題を学校の宿題と同じ“ノリ“でやっているのならば
塾に通う意味は半減します。
塾の宿題は提出しなくても内申点に響くことはありません。
学校の宿題は内申点に響きますので、
「答えを丸写し」にも多少なりとも意味がありますが、
塾の宿題において「丸写し」は
全く意味がないどころかマイナスでしかないのです。
◆毎日2時間勉強しているのに成績が伸びない
このタイプの生徒は2時間勉強しているのではなく
2時間作業をしているのです。
この「勘違い」=「勉強したつもり」が非常に怖い。
勉強していないことに気が付いていない。
勉強しているのに成績が上がらないと自信を無くす。
本当は勉強していないだけなのに。
勉強していない生徒は、勉強していないから成績が上がらない。
自分はやればできるんだと前向きな分
まだ救いがある(かもしれない)のです。
◆学校の宿題と塾の宿題両方をやるなんて無理
勉強が苦手な生徒ほど、宿題に時間がかかります。
そして、莫大な時間を「作業」に費やし、
本当の意味での「勉強時間は0」になります。
だから、多すぎる宿題には意味がないどころか害悪ですらあるのです。
皆さんは、皆さんのお子様は、ちゃんと宿題をやれていますか?
◆あえて宿題を出さないことで成績を上げる塾NEXTA
だからNEXTAでは宿題を出しません。
宿題を出さずにどうやって成績を上げるのか?
実は非常に単純です。はずかしいほど。(笑)
塾の宿題の目的は「その日の授業を定着させること」です。
本来宿題に相当する部分を、テスト形式で授業後に塾でやって帰る。
授業で分かっていなかった部分は、再度教えてもらう。
そして、もう一度テストしてわかるようになってから帰る。
単純でしょ(笑)
多くの個別指導の塾は大学生の非常勤講師が指導に入ります。
そして指導は非常勤講師任せです。家庭教師も同じ。
保護者でも学生時代、塾や家庭教師のアルバイトをやっていたという方ほど、
個別指導は自分もやっていたから、、、ちょっとねぇ。
という方が多くいます。
NEXTAでは個別指導は非常勤講師が中心となって授業に入っていきますが、
授業の後の勉強は専任講師がすべて見ます。
だから、カリキュラムの進捗状況はもちろん、
授業の内容を理解できているかも
「授業報告書に頼らずに」タイムリーに把握・指導することができます。
◆まとめ
1.勉強が苦手な生徒にとって多すぎる宿題は意味がない
2.作業は勉強したつもりになる分、マイナスですらある。
3.NEXTAはあえて宿題を出さないことで成績を上げます!
今回はこれまで。
次回は、本来の宿題のやり方。
理想的な宿題の取り組み方について書いていければと思っています。
個別指導NEXTA 大分明野校
三縄 慎一 でした!!!