数学の勉強方法  計算編

明野中学の期末テストが終わりました。
まだ結果は出ていませんが、感想を聞いている限りでは・・・
手応えがあった生徒が多そうです!

来週は大東中学が期末テストです。
期末テストの向けて、テスト勉強に多くの生徒が自習に来ています。

そして、期末テストが終わったばかりの明野中学の生徒の中に、
来週の実力テストに向けて自習に来ている生徒もいます。

素晴らしい!
みんな、頑張れ!

こんにちは、個別指導ネクスタ 大分明野校 三縄です!

 

今日は数学の勉強方法~計算編~について少し語ってみたいと思います。
一学期のテスト範囲は、中1~中3までほぼ計算問題です。

そして、1学期に身に着けた計算のルールを使って、
2学期に方程式の利用、関数と学習がステップアップしていきます。

だから、2学期までに(夏休み中に)
より正確な計算力を身に着けておくことが、
2学期の学習効果を高めるためにも重要です。

計算間違いが多い生徒は
まず、どの段階にいるのかを見極めてあげる必要があります。
ざっくり3段階に分けてみました。

1段階.ルールを覚えていない。理解していない。
本当に計算のルールが全く分かっていない生徒。
自覚もあり「全然わからん」が口癖。

例えば、項が何かわかっていない生徒。
この生徒は、移項の意味が分かっていなかったりします。
5x=7    を x=7-5 とか x=5/7 とかやったりします。

また、四則混合計算で符号の間違えを頻発したりします。
この段階の生徒はじっくり、丁寧に教えてあげる必要があります。

 

2段階.ルールを覚えているが、まだルールを思い起こしながら計算している。
計算のスピードが遅かったり、ケアレスミスを繰り返する。
「ミスさえなければ満点だった!」が口癖。
追試等をすると「わかっているのに!」と、すねる。

計算はルールが分かっているだけでは駄目。
無意識に計算できるレベルまで反復しなくてはならない。
マイナス×マイナスは…プラスだな。
などと、考えながらやっているうちは勉強不足。

時間をはかってやる勉強が効果的です。
満点とるのは当たり前。
より短時間でより正確に解く練習をしてください。

3段階.特にルールを意識することなくスムーズに計算ができる。

この段階までくれば大丈夫。
2学期、3学期の学習の準備は整っています!!

繰り返しになりますが、計算は「やり方がわかっている」だけでは駄目です。
そこに「スピード」と「正確性」をもたせるためにも、
計算練習の反復は絶対に必要です。

ただ、やみくもに計算をやれ!というだけではなく、
反復すること、時間を図ることの大切さと効果を伝えてあげると
効果はより出ると思います。

頑張りましょう!