数学の勉強方法 偏差値60前後

ネクスタとして初めての定期テストのが終了しました。
今のところ、みんな自信満々ではあるのですが…
大丈夫だろうか(笑)
こちらとしても手ごたえを感じて送り出してはいるので
結果が出るのが待ち遠しいです。

結果が出そろったら、このブログやHPで報告していく予定です。

こんにちは、
個別指導ネクスタ 大分明野校 三縄でございます。

先週に引き続き数学の勉強方法を書いていきたいと思います。

■計算力

定期テストで80点以上は取れている
模試の偏差値は60点前後

ある程度計算はできている生徒ですが、
定期テストで80点台の生徒はまだ計算力が足りていない場合が多いです。

計算問題を馬鹿にせず、
分数・少数が入った複雑な計算でも
全く動じないレベルまで計算力を上げること。

スピードと正確さを意識して計算問題に取り組むこと。
ここは外さないようにしてください。

■定番の問題を確実に

大分県高校入試の数学は、平均点が25点前後です。(60点満点)

基本的な問題が30点分くらい。
難しいけど定番の問題が15点分
初見で解く力が必要な問題が15点分

といった感じです。
一般的な参考書に載っている問題のレベルです。

ちょっと解説を聞いて「なるほどね」と、
わかったつもりになっているのがこの偏差値60前後の生徒です。
理解したつもりが、いざテストになるとできない。

■1つの参考書を徹底的にやりこむ

定番の問題が確実に解けるようになるためには
同じ問題でもいいんです。
一つの参考書を最低でも3週やりこみましょう。

一周目で解説を読んだり、質問したり、”勘”で正解した問題
には必ず赤×をつけておく。

二周目では赤×が付いた問題をすべてとく。
ここでも間違えた問題は青×をつけておく。

三周目では青×が付いた問題をとく。
くらいのことは絶対にやっておきましょう。

こうやって書いてみると…
当たり前のことばっかりですね(笑)

でもそんなものなんだと思います。

勉強の仕方は単純。
あとは行動に移せるかどうかだけ。
頑張ってください!

数学の勉強方法  計算編

明野中学の期末テストが終わりました。
まだ結果は出ていませんが、感想を聞いている限りでは・・・
手応えがあった生徒が多そうです!

来週は大東中学が期末テストです。
期末テストの向けて、テスト勉強に多くの生徒が自習に来ています。

そして、期末テストが終わったばかりの明野中学の生徒の中に、
来週の実力テストに向けて自習に来ている生徒もいます。

素晴らしい!
みんな、頑張れ!

こんにちは、個別指導ネクスタ 大分明野校 三縄です!

 

今日は数学の勉強方法~計算編~について少し語ってみたいと思います。
一学期のテスト範囲は、中1~中3までほぼ計算問題です。

そして、1学期に身に着けた計算のルールを使って、
2学期に方程式の利用、関数と学習がステップアップしていきます。

だから、2学期までに(夏休み中に)
より正確な計算力を身に着けておくことが、
2学期の学習効果を高めるためにも重要です。

計算間違いが多い生徒は
まず、どの段階にいるのかを見極めてあげる必要があります。
ざっくり3段階に分けてみました。

1段階.ルールを覚えていない。理解していない。
本当に計算のルールが全く分かっていない生徒。
自覚もあり「全然わからん」が口癖。

例えば、項が何かわかっていない生徒。
この生徒は、移項の意味が分かっていなかったりします。
5x=7    を x=7-5 とか x=5/7 とかやったりします。

また、四則混合計算で符号の間違えを頻発したりします。
この段階の生徒はじっくり、丁寧に教えてあげる必要があります。

 

2段階.ルールを覚えているが、まだルールを思い起こしながら計算している。
計算のスピードが遅かったり、ケアレスミスを繰り返する。
「ミスさえなければ満点だった!」が口癖。
追試等をすると「わかっているのに!」と、すねる。

計算はルールが分かっているだけでは駄目。
無意識に計算できるレベルまで反復しなくてはならない。
マイナス×マイナスは…プラスだな。
などと、考えながらやっているうちは勉強不足。

時間をはかってやる勉強が効果的です。
満点とるのは当たり前。
より短時間でより正確に解く練習をしてください。

3段階.特にルールを意識することなくスムーズに計算ができる。

この段階までくれば大丈夫。
2学期、3学期の学習の準備は整っています!!

繰り返しになりますが、計算は「やり方がわかっている」だけでは駄目です。
そこに「スピード」と「正確性」をもたせるためにも、
計算練習の反復は絶対に必要です。

ただ、やみくもに計算をやれ!というだけではなく、
反復すること、時間を図ることの大切さと効果を伝えてあげると
効果はより出ると思います。

頑張りましょう!

 

意外ときつい?宿題のない塾。

個別指導ネクスタが明野に開校して2ヶ月が経過しました。

今月は期末テスト対策。
塾生には期末テストに向けての勉強方法や、
土日のテスト対策についての小冊子を配布、
説明を実施しました。

来週から本格的なテスト対策モードです。

こんにちは、個別指導ネクスタ大分明野校
三縄でございます。

 

■宿題が無いのは意外ときつい?

個別指導ネクスタは
宿題を出さずに成績を上げる
事を柱に考え抜かれた個別指導です。

当然
宿題を出さない塾なら楽でいいや!
という乗りで入ってくる生徒もいます(笑)
で、入ってみるて意外ときついことに気付く(笑)

宿題に相当する部分まで塾でやるのだから当然きついんです。
「これなら、宿題がある方がいいかも…」
と、弱音を吐いた生徒もいました。

思うつぼです。
というか、そういった生徒のための塾です。
これまでは宿題を適当にやっていたからこそ、出たセリフです。

「前の塾では宿題出ていた?」
「出てた。」

「宿題やってた?」
「やってた。」

「わからない問題があったらどうしていた?」
「答えを見ていた。」

「わかるようになっていた?」
「なってなかった。」

ネクスタに通う数名の生徒と同じようなやり取りをしています。

中には「宿題はやっていた?」「やったことない!」
とどうどうと宣言する生徒も数名(笑)

初めは思いのほかきついことに弱音を吐いていた生徒も、
今ではだいぶ慣れてきたようです。
確実に力がついてきていることを実感できていることも
あるのだと思います。
笑顔で塾に通い、笑顔で授業を受け、笑顔で帰っていきます。

ここまでのところ、
無断欠席0
授業中の睡眠学習0
もちろん
宿題忘れも0
非常に良い雰囲気です!

 

■面談の中で

先週、ネクスタに通っているご家庭すべてと保護者面談を実施しました。
その中でもありがたいお言葉を多数いただいています。

「塾が楽しいみたいで、学校を休んでも塾には行きたがるんですよ」
本当にいい雰囲気でやっています。ありがとうございます!

「生徒募集していますか?友達で塾を探している方がいるんですが」
募集再開しました!紹介大歓迎です!ありがとうございます!

「前の塾では家で勉強している姿を見たことがなかった。最近塾のテキストを家で開いて勉強しているのを見かける。宿題を出さない方が勉強するって面白いですね」
一番うれしかったお言葉でした!

募集再開

4月の段階で、講師不足に陥り募集ができない状態が続いていましたが、
GW明けからポツポツと講師の応募が入りました。

数名採用が決まり、夏に向けて募集を再開できそうです。

募集を再開したとはいっても、
受け入れ可能な人数はおそらくあと10名といったところ。
夏に向けてチラシを作成するかちょっと悩んでいます。

こんにちは、個別指導ネクスタ 大分明野校の三縄です。

さて、一か月後に期末試験を控えています。
個別指導ネクスタ 初期メンバー、はじめての定期テストです。

ここで大失敗したら生徒募集もあったものではありません。
まずは、今通ってくれている生徒の成績アップに全力ですね。

現段階である程度 手応えは感じています。
全員が(本当に全員が)前向きに、
集中して勉強に取り組んでくれているのを感じます。

非常に雰囲気がいいです。

宿題がない塾だから楽かな?と思って入ったけど
意外ときつい…
と気づき始めた生徒もちらほら(笑)

次回のブログはそこら辺の様子を書いてみようと思います!

国語の勉強してる?

面談をしていてよくある質問の一つに

国語はどうすればいいですか?

というものがあります。
今回は、国語の勉強について少しだけ書きたいと思います。

こんにちは、
個別指導ネクスタ 大分明野校
三縄でございます。

■ 読書をしない子供が読書をするようになるか?
本を読まない人間が、突然本好きになることは稀だと思っています。
だから、
本をたくさん読みなさいというアドバイスはまず的外れだと思っています。

■ 国語の勉強をしているか?
国語が苦手なんですが…
国語の点数が安定しないのですが…
という相談を受けた時はかならずこう質問します。

「国語の勉強を週にどのくらいしていますか?」

そして、その答えはほとんどの場合「0」です。
まずは国語の勉強時間を確保するところから始めましょう。

■ どんな勉強をすればよいのか。
勉強時間が0なのであれば、まずは学習時間を確保すること。
単純に毎日1つ長文を解くだけでも随分違うと思います。
解説がなるべく厚いものを購入して、解説までちゃんと読むこと。

と、なるのですが、たいていの場合やりません。
だから塾の存在意義があるのですが…複雑です。

そのうえで、
文章の意味が全く取れていない生徒の場合、1文の中での
主語と述語の段階で怪しい生徒が多いので、まずそこから見ます。

そこがクリア出来たら文と文のつながり。
段落と段落のつながり。

へと意識を広げていきます。
接続語が大切になってきます。

■ 国語は集団より個別がよい

一人一人がどういう間違いをしたのか?
彼が何を根拠にその答えを書いたのか?
そういったことを把握するという意味では、
個別指導で国語の授業は適していると思います。

マニュアル化しにくい部分なので、
講師の当たりはずれも大きくなりそうな気もしますが。

あと、作文の添削なんかも個別指導向きですね。

 

非常勤講師  募集中

週1回の更新を目標にしていたのですが、
ありがたいことに、多数の問合せ・体験でなかなか時間が取れない・・・

言い訳ですね。ごめんなさい。

こんにちは、
数学大好き!
個別指導ネクスタの三縄です。

でも、多数の問合せを頂いているのは本当で、
非常勤講師の数が全く足りないため、
募集を停止せざるを得ない状況になりそうです。

非常勤講師を募集しています!

個別指導ネクスタは宿題を出さない塾なので

1.宿題をやってこない生徒に悩まされることがない。

2.教えることに専念できる!

なんて幸せなんでしょう(笑)

授業の進め方、カリキュラムもしっかりしているので、
塾講師経験がない方でも安心です!

興味のある方は

minawa@oita-nexta.com
または
097-547-7905

までご連絡ください。

大分県高校入試 数学を分析してみた

大分県の高校入試は、例年数学が難しいのですが、
今年の入試はどうだったのでしょうか?

大分県の高校入試は1科目60点、試験時間50分。
数学は大問6構成であることも含めて変更はなし。
例年平均点は25点前後。昨年は23.8点と特に難しかった。

さて、今年は?

こんにちは、個別指導NEXTA(ネクスタ)大分明野校 三縄です。

 

大問ごとの印象を書いていきたいと思います。

【1】小問集合(22点)
   難易度……素直な問題が多い。やや易しい。

例年 1問~2問 ちょっとひねった問題があるのですが、
素直な問題ばかりでした。作図も含めて満点が続出?

 

【2】関数(8点)
   難易度……普通。例年並み。

(1)(2)は比例定数・座標をもとめる定番の問題。
絶対に落とせない。

(3)が等積変形の問題だと気が付くことができるかが肝。
簡単ではないが、上野・舞鶴を受験するなら必須。

 

【3】関数(8点)
   難易度……普通。例年並み。

身の回りの事象を用いた関数の問題。
(1)(2)はそれほど難しくはない。確実に点数を取りたい。

(3)は「問題文の意味をしっかりとれるか?」の段階で
脱落する生徒も多いか。
面積比=相似比の2乗であることが理解できているかも重要。

 

【4】標本調査(7点)
   難易度……新傾向。簡単ではあるが戸惑った生徒も多いか?

標本調査は中学3年生の一番最後に学習する単元。
比・割合が分かっていれば、極論小学生でも解ける。

全部で3問。
(1)(2)①は中学1年生でも解答可能。
(2)②も連立方程式の計算(中2の1学期に学習)
ができれば解答可能。

決して難しくはないのだが、
①割合の正確な理解が求められること。
②(1)を間違うと全滅が確定すること。
から正解率はそれほど高くないか?

上野・舞鶴など上位校を受験する生徒はここで落とすと痛い。

 

【5】空間図形(8点)
   難易度……例年と比べるとかなり簡単。

(1)(2)は簡単な三平方の定理・四角錐の体積の問題。
正解率も高いと思われる。

(3)①は体積比=相似比の3乗を使えれば瞬殺。

(3)②は球の中心をOとしたとき、OCが半径になることに
気が付くことができるかどうかの勝負。
決して難しくはないが正解率はそれほど高くないと思われる。

【6】平面図形(7点)
   難易度……普通。例年と比べるとかなり簡単。

   例年と比べるとかなり簡単ではあったが、証明問題が2問あったので
   戸惑った生徒が多かったかもしれない。
   しかも、2問とも単純な合同・相似の問題ではないあたりがいやらしい。

(1)中点連結定理で瞬殺。1:2の相似でももちろん解ける。

(2)①中点連結定理を用いた証明。
中点連結定理を学習する際の定番の問題ではある。
中点連結定理学習時に必ず一度は解く問題。

とはいえ、忘れていて1から考えるとなると難問。
平行四辺形になるための5つの条件等、学習漏れがあるとつらい。

(2)②こちらも中点連結定理を用いた証明。①とほぼ同じ考え方。
①が解けなかった生徒は無理。

 

【総合】
   難易度……簡単。

昨年が異常だった反動でしょうね。
平均点は27点前後という印象。

また、昨年は51点以上の生徒が0.3%でしたが、
今年は4%くらい(もっとか?)いるのではないかという印象。
数学が得意な生徒であれば満点もありえる入試でした。

宿題のやり方=どうせやるなら徹底しようよ!

今週は私が前塾で徹底していた宿題への取り組み方について書いていきます。

 

こんにちは、大分の個別指導NEXTA(ネクスタ)明野校 三縄です。

 

私は定期的に宿題のやり方を伝えるための時間を授業の中に組み込んでいます。

私が説明する宿題のルールは以下のようなものです。

 

■宿題 5つのルール

① 宿題はノートにすること。
  ノートの左には2文字書くことが出来るくらいの幅で縦線を引き、
そこにかならず日付とページを記入すること。
これは宿題のチェックをやりやすくして、
授業時間を無駄にしないためのルールです。

② 宿題をノートについたらかならずノートに○つけをすること。

③ ○つけが終わったらテキストの間違えた問題の番号に×をつけること。
  これは、テスト前の勉強を効率的にやるためのものです。

④ ×つけが終わったら必ず解きなおしをすること。
間違えた問題の横に正しい答えを書くのではなく、
かならず解きなおしをしてください。

⑤ 宿題はわかるようになるまでやること。
解説を見ても、友達に聞いても、もちろん塾に質問に来てもいい。
わかるようになるまでやること。宿題から小テストを実施します。

 

 

このルールを守ってもらうために宿題のチェックは必ずやります。

当たり前のことのようですが、

この宿題チェック。やっていない先生が意外と多いんです。

 

■宿題のチェックにて

宿題のチェックをちゃんとやるといろいろな生徒がいます。

  • 宿題はやったけど答えあわせを忘れました。

5つのルールの1で終わっています・・・アウト。

  • 宿題をやったけどノートを忘れました。

こういったことを言うのは、大体同じ生徒です・・・アウト

  • ノートをチェックすると全問正解。なのに小テストではひどい点数。

答えを丸写ししている可能性大・・・アウト

  • テキストに×をつけるのを忘れていた。

次からはちゃんとやっておいたほうが良いよと、注意まで。

 

などなど。

私自身、学生時代、

宿題が間に合わなくて「仕方なく答えを写した」ことがあります。

同様の経験を多くの保護者の方も経験しているのではないでしょうか?

だから、生徒の気持ちは大いにわかります。

だから、生徒のやり口も大いにわかります(笑)

 

■成績を上げるために

次の授業までに宿題をやることで、

前回の授業でやった内容を一度自分のものにする。

ことを生徒が出来るようになるまで徹底することが大切なのです。

 

しかし、私が求めるレベルの宿題を完璧にこなせる生徒は

学校順位上位10%程度、多く見積もっても20%です。

逆に言うと、

これが出来れば学年上位10%に入ることが出来るということです。

 

 

■宿題のルールを徹底するために、

授業の中に「宿題の意義や目的」「勉強することの意義や目的」

についての話を盛り込んでいます。

それでもやらない生徒はやらない(笑)

そういった生徒にはどのように対応するか?

追試という形で呼び出して、目の前でやらせます。

 

■アルバイトの講師にこのレベルの指導を求めることが出来るか?

私がこれまで勤めていた学習塾から独立する際に

「宿題を出さない」と決めました。

それは「個別指導」だからです。

クラス指導の場合は全て自分でやればよいが、

個別指導はそういうわけには行かない。

 

宿題をやっていない生徒に宿題をやってこさせるということは

非常に根気が要るし、技術も必要です。

時には生徒を叱る必要もあります。

が、この叱るというのがまた難しい。

多くの大学生の講師にそこまで求めるのは酷だと思っています。

 

■宿題を出さない塾 NEXTA どうやって成績を伸ばすのか?

普通個別指導ではアルバイトの講師に基本的な指導を全てお願いします。

NEXTAもやはりアルバイトの講師が指導に入ります。

NEXTAでは

① 授業⇒ ② 宿題⇒ ③ 宿題チェック⇒ ④ 小テスト⇒ ⑤ 追試

という流れの②③を省略して④⑤を私が直接見ることにしました

 

授業が終わったあと、

本来宿題に該当する部分をそのまま塾でやってもらいます。

解き終わったら採点を私がやり、理解度に応じて次に解く問題を指示します。

 

成績が伸びない個別指導は、

指導を全てアルバイトの先生に任せてしまっています。

これはアルバイトの先生の教え方が悪いわけではありません。

むしろ、教えるのは得意、教え方がうまいアルバイトの先生はたくさんいます。

アルバイトの先生が出来ないのは生徒のやる気を引き出したり、

宿題をちゃんとやらせたりする指導の部分です。

 

だから個別指導NEXTA(ネクスタ)では

宿題をださずに成績を伸ばすことをコンセプトとして

仕組みをつくり・カリキュラムを組んだのです。

勉強方法 家庭学習について

個別指導NEXTAは、

あえて宿題を出さないことで成績を上げる

という方針でコース設計をしています。

アルバイトの時代も含めると20年以上生徒を見てきたうえでの結論。

勉強が苦手な生徒に宿題を出しても意味がない!! 

こんにちは、

個別指導NEXTA大分明野校 の三縄です。

 

◆宿題の目的は何?

 宿題の目的は大きく2つに分けられます。

1.学習習慣を身に着ける

2.学習した内容を定着させ、学力をつける。

 

 学年が低いほど「学習習慣」の比率が高く、

 学年が上がるにつれて「学力」の比率が高くなります。

 学校と塾でもその比率は違います。

 学校から出される宿題には「学習習慣」の側面が多分に含まれています。

 では塾の宿題はどうでしょうか?

 塾の宿題は学力をつけることに特化しています。

 学校の宿題とは少し意味合いが違うのです。

 

◆学校の宿題の意味

 学校の宿題には学習習慣を身に着けるという側面もあり、

 その提出状況は内申点にも響きます。

 だから、まずは絶対に宿題を忘れない、

 決められた量をこなすことが求められます。

 

 勉強が苦手な生徒も得意な生徒も同じ難易度、同じ量の宿題が出されます。

 勉強が得意な生徒ですら、学校の宿題が終わらなくて

 夜遅くまで「宿題」をやっているという声が聞こえてきます。

 当然、勉強が苦手な生徒ほど時間がかかります。

 そうなってくると、答えを写す、雑に大きな字でノートを埋める。

 といった行動に出るしかない。

 宿題はいつしか、勉強から作業へと変わります。

 

◆塾の宿題の意味

 塾の宿題を学校の宿題と同じ“ノリ“でやっているのならば

 塾に通う意味は半減します。

 塾の宿題は提出しなくても内申点に響くことはありません。

 

 学校の宿題は内申点に響きますので、

 「答えを丸写し」にも多少なりとも意味がありますが、

 塾の宿題において「丸写し」は

 全く意味がないどころかマイナスでしかないのです。

 

◆毎日2時間勉強しているのに成績が伸びない

 このタイプの生徒は2時間勉強しているのではなく

 2時間作業をしているのです。

 

 この「勘違い」=「勉強したつもり」が非常に怖い。

 勉強していないことに気が付いていない。

 勉強しているのに成績が上がらないと自信を無くす。

 本当は勉強していないだけなのに。

 

 勉強していない生徒は、勉強していないから成績が上がらない。

 自分はやればできるんだと前向きな分

 まだ救いがある(かもしれない)のです。

 

◆学校の宿題と塾の宿題両方をやるなんて無理

 勉強が苦手な生徒ほど、宿題に時間がかかります。

 そして、莫大な時間を「作業」に費やし、

 本当の意味での「勉強時間は0」になります。

 だから、多すぎる宿題には意味がないどころか害悪ですらあるのです。

 

 皆さんは、皆さんのお子様は、ちゃんと宿題をやれていますか?

 

◆あえて宿題を出さないことで成績を上げる塾NEXTA

 だからNEXTAでは宿題を出しません。

 宿題を出さずにどうやって成績を上げるのか?

 実は非常に単純です。はずかしいほど。(笑)

 

 塾の宿題の目的は「その日の授業を定着させること」です。

 本来宿題に相当する部分を、テスト形式で授業後に塾でやって帰る。

 授業で分かっていなかった部分は、再度教えてもらう。

 そして、もう一度テストしてわかるようになってから帰る。

 

 単純でしょ(笑)

 

 多くの個別指導の塾は大学生の非常勤講師が指導に入ります。

 そして指導は非常勤講師任せです。家庭教師も同じ。

 保護者でも学生時代、塾や家庭教師のアルバイトをやっていたという方ほど、

 個別指導は自分もやっていたから、、、ちょっとねぇ。

 という方が多くいます。

 

 NEXTAでは個別指導は非常勤講師が中心となって授業に入っていきますが、

 授業の後の勉強は専任講師がすべて見ます。

 だから、カリキュラムの進捗状況はもちろん、

 授業の内容を理解できているかも

 「授業報告書に頼らずに」タイムリーに把握・指導することができます。

 

◆まとめ

 1.勉強が苦手な生徒にとって多すぎる宿題は意味がない

 2.作業は勉強したつもりになる分、マイナスですらある。

 3.NEXTAはあえて宿題を出さないことで成績を上げます!

 

 今回はこれまで。

 

 次回は、本来の宿題のやり方。

 理想的な宿題の取り組み方について書いていければと思っています。

 

個別指導NEXTA 大分明野校

三縄 慎一 でした!!!