宿題のやり方=どうせやるなら徹底しようよ!

今週は私が前塾で徹底していた宿題への取り組み方について書いていきます。

 

こんにちは、大分の個別指導NEXTA(ネクスタ)明野校 三縄です。

 

私は定期的に宿題のやり方を伝えるための時間を授業の中に組み込んでいます。

私が説明する宿題のルールは以下のようなものです。

 

■宿題 5つのルール

① 宿題はノートにすること。
  ノートの左には2文字書くことが出来るくらいの幅で縦線を引き、
そこにかならず日付とページを記入すること。
これは宿題のチェックをやりやすくして、
授業時間を無駄にしないためのルールです。

② 宿題をノートについたらかならずノートに○つけをすること。

③ ○つけが終わったらテキストの間違えた問題の番号に×をつけること。
  これは、テスト前の勉強を効率的にやるためのものです。

④ ×つけが終わったら必ず解きなおしをすること。
間違えた問題の横に正しい答えを書くのではなく、
かならず解きなおしをしてください。

⑤ 宿題はわかるようになるまでやること。
解説を見ても、友達に聞いても、もちろん塾に質問に来てもいい。
わかるようになるまでやること。宿題から小テストを実施します。

 

 

このルールを守ってもらうために宿題のチェックは必ずやります。

当たり前のことのようですが、

この宿題チェック。やっていない先生が意外と多いんです。

 

■宿題のチェックにて

宿題のチェックをちゃんとやるといろいろな生徒がいます。

  • 宿題はやったけど答えあわせを忘れました。

5つのルールの1で終わっています・・・アウト。

  • 宿題をやったけどノートを忘れました。

こういったことを言うのは、大体同じ生徒です・・・アウト

  • ノートをチェックすると全問正解。なのに小テストではひどい点数。

答えを丸写ししている可能性大・・・アウト

  • テキストに×をつけるのを忘れていた。

次からはちゃんとやっておいたほうが良いよと、注意まで。

 

などなど。

私自身、学生時代、

宿題が間に合わなくて「仕方なく答えを写した」ことがあります。

同様の経験を多くの保護者の方も経験しているのではないでしょうか?

だから、生徒の気持ちは大いにわかります。

だから、生徒のやり口も大いにわかります(笑)

 

■成績を上げるために

次の授業までに宿題をやることで、

前回の授業でやった内容を一度自分のものにする。

ことを生徒が出来るようになるまで徹底することが大切なのです。

 

しかし、私が求めるレベルの宿題を完璧にこなせる生徒は

学校順位上位10%程度、多く見積もっても20%です。

逆に言うと、

これが出来れば学年上位10%に入ることが出来るということです。

 

 

■宿題のルールを徹底するために、

授業の中に「宿題の意義や目的」「勉強することの意義や目的」

についての話を盛り込んでいます。

それでもやらない生徒はやらない(笑)

そういった生徒にはどのように対応するか?

追試という形で呼び出して、目の前でやらせます。

 

■アルバイトの講師にこのレベルの指導を求めることが出来るか?

私がこれまで勤めていた学習塾から独立する際に

「宿題を出さない」と決めました。

それは「個別指導」だからです。

クラス指導の場合は全て自分でやればよいが、

個別指導はそういうわけには行かない。

 

宿題をやっていない生徒に宿題をやってこさせるということは

非常に根気が要るし、技術も必要です。

時には生徒を叱る必要もあります。

が、この叱るというのがまた難しい。

多くの大学生の講師にそこまで求めるのは酷だと思っています。

 

■宿題を出さない塾 NEXTA どうやって成績を伸ばすのか?

普通個別指導ではアルバイトの講師に基本的な指導を全てお願いします。

NEXTAもやはりアルバイトの講師が指導に入ります。

NEXTAでは

① 授業⇒ ② 宿題⇒ ③ 宿題チェック⇒ ④ 小テスト⇒ ⑤ 追試

という流れの②③を省略して④⑤を私が直接見ることにしました

 

授業が終わったあと、

本来宿題に該当する部分をそのまま塾でやってもらいます。

解き終わったら採点を私がやり、理解度に応じて次に解く問題を指示します。

 

成績が伸びない個別指導は、

指導を全てアルバイトの先生に任せてしまっています。

これはアルバイトの先生の教え方が悪いわけではありません。

むしろ、教えるのは得意、教え方がうまいアルバイトの先生はたくさんいます。

アルバイトの先生が出来ないのは生徒のやる気を引き出したり、

宿題をちゃんとやらせたりする指導の部分です。

 

だから個別指導NEXTA(ネクスタ)では

宿題をださずに成績を伸ばすことをコンセプトとして

仕組みをつくり・カリキュラムを組んだのです。